良い人で終わらない！男女の関係に持ち込む会話術

こんにちは、葉月です。

僕は過去に死ぬほど好きになった彼女から振られて、気が狂いそうになった経験があります。

俗に言う、恋わずらいというやつで何日も食事が喉を通らなくなり夜もマトモに寝付けませんでした。

振られた女性からなんてLINEやメールの連絡は来ないだろう…、と頭ではわかっていても四六時中スマホが気になってしまい夜中でも着信音が鳴ると飛び起きてしまうほどでした。

どんなに非情な言葉を彼女から浴びせられても、僕の脳裏を駆け巡るのは、付き合っていた頃の良かった思い出ばかりなので、どうしてもその彼女を嫌いになることはできませんでした。

そんな自分の気持ちを少しでも誰かに聞いてもらいたくて昼夜問わず友達や先輩に電話していました。

今考えれば、かなり迷惑極まりない身勝手な行為です（笑）

しかし、誰に何を語っても言われるセリフは、ほぼ決まっていて、

「もう、そんな女のことは忘れて次にいきなよ！」

もしくは、

「頑張れよ！俺も応援しているよ！」

このどちらかでした。

当たり前といえば当たり前なのですが、所詮はみんな他人事です。

とはいえ、自分の恋愛事情や自分の切なる気持ちを聞いてもらった後は気持ちが少し楽になるので、つい何度も頼って連絡をしてしまい徐々に距離をおかれたこともありました。

また、友人や知人に話を聞いてもらったところで、何ら根本的な解決には至らず、むしろその彼女のことを誰かに話せば話すほど忘れるどころか余計に好きになってしまうといった悪循環にはまっていました。

失恋を乗り越えたいのに乗り越えられない…！

今考えれば、当時の僕は、恋わずらいを通り越して完全にウツ状態だったと思います。

本当に復縁したい気持ちや、この何ともいえない辛い気持ちから解放されたかったので恋愛本や心理学の本、それに自己啓発本などを買いあさり現実逃避するように読み漁りました。

けど、元彼女を「好き」という気持ちや、元彼女との関係性は何1つ変わりませんでした。

結局のところ、振られた間柄では、どんなに有効な恋愛テクニックを施しても、そのほとんどは逆効果になりました。

恋愛本などには「待つ」ことが大事とか、復縁には「冷却期間」が大切とかいろいろなことが書かれているのですが、お酒を飲んで気分が高揚すると我を忘れてしまい電話をして思いの丈をぶつけてしまうのです。

自分でも自分の言動がコントロール不能になっていることは感じていました。

しかし、当時は本当に必死でしたので自分を客観視する余裕なんてものは一切ありませんでした。

そんな一貫性のない手当たり次第のアプローチを続けているうちに、ますます元彼女からは嫌われ最終的には電話もLINEも出てくれないようになりました。

元彼女との関係は虚しくもここで終わりとなりましたが、その後もしばらくの間は彼女のことを愛しく想い考える日が続きました。

「いつか復縁をしたい！」
「成長した自分を見てもらいたい！」

ずっとこんなふうに思っていました。

しかし、婚活パーティーや優良の出会い系サイトで新しい女性との出会いが増え交際をしていくうちに、自然とその元彼女の存在は頭のなかから薄れていき、やがて元彼女のことを考えることも完全になくなりました。

それから数年後に友人を介して元彼女と会う機会がありました。

お酒が入ったこともあり、昔話に華が咲いたこともあり、友人との食事会解散後に手をつないでラブホテルへ…

元彼女に執着していた頃は、どれほど頑張っても手に入らなかったのに、僕自身に彼女ができたり女友達ができたことで気持ちに余裕が生まれ簡単に落とせたのです。

この経験から僕が強く感じたのは、復縁に固執すると妙な感情が元彼女にも伝わり空回りして手に入らなくなるということです。

もし、あなたが今失恋をしたばかりで復縁を望まれているのであれば、その執着心を手放さない限りは復縁は難しいと思います。

あなたがその元彼女の存在を忘れるくらいに女性の友人知人と触れ合い、数々の恋愛経験をすることで男としての魅力は向上します。

そうなったときにはじめて奇跡の復縁が起きるのです。

気合や根性といった精神論だけじゃどうにもならないのが復縁の難しさだと思います。

失恋を乗り越え復縁を成功させるには、執着心を手放す感情的な強さと元彼女に対しての正しいアプローチだといえます。